ノートパソコンの買い替えで選び方2020版!初心者は?メーカーは?
2020年早々、Windows7のサポートが終了してしまいました。
この際だから、新しいPCを購入しよう!!
と思ったものの・・・パソコン選びと言っても、どんなPCを選べばいいのか?
メモリは、HDDは、CPUなどなど・・・
何がないとヤバイのか、最近、私が吟味に吟味して購入した結果をシェアします。
PC購入の時の考え方は一つではないと思いますが、パソコン購入の一つの目安として参考にしていただけたら幸いです。
目次
2020年PC購入の際に必須のOS!
先ずはOSです!
これは、現在はWindows10一択でしょう!!
これ、ハズすとかなりシャレにならないので、ここは絶対に間違わないでください。
今更、Windows7やWindows8を選ぼうと思ってらっしゃる方はいないと思いますが・・・^^;
そもそも、新品では買えないので、そこの心配はいらないですね。
但し、アウトレットだったり、中古PCの場合はまだまだ以前のOSが格安で売っているので、
誤って購入しないよう、注意してください。
Windows10に適したCPUは何?
CPUはメモリやHDDと比べると、それほど重要ではない!
という意見もあるのですが、そんなこともないです。
CPUが遅いと、CPU動作で待たされる事が多くなります。
でも、CPUの性能って・・・
Celeron < Core2 Duo < Core i3 < Core i5 < Core i7 < Core i9
の順で数字が大きければ大きいほど、ハイスペックだ!という感覚ですかね・・・
確かに、同じ時期に発売されたCPUだったら確かにそれでいいのですが、
CPUの発売日が違うと単純に比較はできません。
中には、
Core i5 < Core i3になったり、
Core i7 < Core i3になったりすることもあります。
それじゃーわかんないじゃん・・・┐(´д`)┌
それにしても、何を見たらCPUの性能って判断できるんだろう???
と思いませんか?
そもそもですが、CPUってそもそも何で判断したらいいでしょう?
そこで、CPUを比較する新しい指標が「ベンチマーク」とか「Pass Mark」といいます。
CPUに一定の仕事をさせた時のパフォーマンスを数値化したもので、
「ベンチマークの数値が大きければ大きいほど、より性能がいい!」
と初心者にもCPUが比較しやすい指標になります。
1000くらいの値でもwindows10は動作しますが、
複数のアプリを同時に起動しようとすると、異様に遅くなります。
サブのPCならば、問題ないですが、メインのPCにするのは厳しいかもです。
メインPCのベンチマークは、少なくとも3000(可能なら7000)くらいはあった方がいいでしょう。
Windows10に必要なメモリはどれくらい?
机の上の大きさとか、作業スペースとかいろいろな表現がされている、メモリですが、
結果的にこのメモリの大きさが、動作速度に直結します。
できるだけ、大きいものを選びましょう!
でも、大きいものってどれくらい・・・大きければ値も高いですしね。
例えば、windows10 64bitに必要なメモリの最低レベルは2GBとなってはいますが、ホント最低レベルです。
私も2in1のタブレットのメモリの大きさが2GByteなのですが、chrome使ってると、ある重いページを開いたりとかタブを多めに開いたりすると落ちるとか時々あります。
自分で感じているのと、ネットで色々とみた感じでは…
・やっと動くレベルで2GByte
・普通に動くレベルで4GByte
・快適に動くレベルで8GByte
・余裕を求めるレベルで16GByte
の様な感じです。
でも、正直なところ、16GByteは買ったままの状態でここまで使うのはほぼないかもしれません。
なので、予算的に厳しければ8GByteでも全然問題ありません。
ただ、ここで余裕と書いたのは、使っているうちにアップデートがあったり、新たなソフトがメモリを食ったり…という事があるからです。
windows7のPCを買った時もそうだったのではないでしょうか?
筆者も最初はwindows7の時、お店でメモリ4GByteの実機を操作して、全然余裕じゃん!て思ってました。
そのまま4GByteで購入して、最初はストレスなく使用していました。
でも、windows10の無償アップグレードの辺りから、だんだんと重たくなって来て、気づけば動作がガックン・ガックンになって来ました。
起動も遅い、複数アプリの動作も遅い、アップデートが始まろうものなら、他、何にも操作できない状態になってしまった経験があります。
という意味で、
「16GByteあれば、余裕があるので、将来的に何かあったとしても、暫くは大丈夫でしょう。」
と行った意味です。
逆にメモリは、
「実際に動作させてみて、後で足りなくなったら、追加すればいい!」
という考えもあります。
でも、デスクトップならまだしも、最近のノートの場合、後から増設はちょっと厳しいかもしれません。
なぜなら、最近のノートパソコンの場合、コンパクトな筐体にするため、
内部の省スペース化を重視する余り、メンテナンス性を犠牲にしている傾向にある様です。
そのため、メモリがかなり奥の方に追いやられてしまっているので、簡単に増設できなくなってしまっている機種も多いです。
例えばHPのPavilion15はメモリスロットの位置はキーボードの下にあって、PCを結構バラバラにしないと、メモリ増設ができません。
そのためか、メモリ増設をした場合はメーカー補償の対象から外れてしまいますのでご注意を…
あらかじめ、購入を検討されている機種のメモリ増設が簡単にできるかHPで確認しておいたほうがいいでしょう。
バラすのが不安な場合は、最初から少々無理をしてもワンランク上のメモリを用意したほうがいいかもしれませんね。
Windows10の動作に必要な内蔵ドライブ(ストレージ:HDDやSSD)は?
データを保存するところなので、大きければ大きいほどいいのは間違いないです。
ただし、Windows10のHDD選びは容量だけではないと思います。
HDDとSSDの差がめちゃくちゃデカい!と思います。
念の為、SSDについて一応まとめておきますと、
Solid State Driveの略でSSDと呼ばれています。
記憶装置であることではHDDとSSDは全く同じ働きをします。
ただし、動作機構は全く異なり、HDDはHDD内にあるディスクを高速回転させて、
そのディスクにヘッド(レコードの針のようなもの)が触れることで、データを読み出したり、記録したりします。
SSDの方は保存デバイスに電気的に書き込む事でデータが保存されます。
皆様は、USBメモリとかは使われたことありますよね。
そうです、SSDもこれと同じ機構です。
平たく言えば、USBメモリの容量を大きくして、コネクタをUSBではなく、HDDと同じ(SATA)にしたもの※
と思っていただけたらと思います。
最近ではスマホのストレージもSSDですから、だいぶ馴染みが深いと思います。
※最近はSATA以外でもPCIエクスプレスやM.2.コネクタのものも存在します。
このタイプはSATAコネクタよりももっと速いです。
もちろんPCにソケットが無いとつけられないですが・・・
いい事ずくめのSSDですが、デメリットとしてはハードディスクよりも容量が少なくて、
まだまだ、価格が高めです。
500GBの容量で比較した場合、
HDDだと3000円弱なのに対して
SSDだと6000円くらいのものが多いです。(2019年7月現在)
なので、ノートパソコンのパッケージになっているものも、SSD搭載モデルの方が、
容量が小さくて、若干高めな価格体系になっています。
どうせ、記録できるのであれば、HDDで充分!!と思われる方もおおいでしょう。
確かに、現在のHDDは昔のと違って、故障もあまりしませんし、容量が大きいものでも安く購入できます。
でも、後悔しないためには、ここであえてSSDを紹介したいです。
「SSDはとにかく速い!!」
「HDDはいちいち遅い!!」
これに尽きます。
例えば、このサイトを見てみるとわかるのですが、
HDDからSSDに変更すると3~4倍は早くなります。
OSが64BITになって高速化されたり、
CPUもどんどん高スペックのものが発売されて続けています。
メモリもどんどん大きくなりますよね。
当然そうなると、短時間で処理されるデータ量も膨大になるため、HDDのアクセスが行われると、一気に遅くなってしまうのです^^;
特に、いままでHDDを使用していたのが、一度、SSDを使ってしまうと駄目ですね!
HDDにアクセスされるたびにむかつきます^^;
あなたはどちらを選びますか?
値段2倍で速度が4倍だったら・・・
値段!?・・・いやいや、速度を取ったほうがいいと思いませんか?
筆者も、前に、Windowsアップデートが勝手に走ると動作が重すぎて、マウスがカクカクになったのを覚えています。
とにかく、他での処理がいろいろと早くなっているため、HDDのアクセスの度にで突っかかる様な感覚になります。
でも、市場に出回っているSSD搭載のノートは128GByteが多いのが、ちょっと物足りないです。
Windows10のOSだけでも35~40GByte使用するので、残りは80Gbyte以下しかありません。
そうなると、なにかアプリをインストールしてしまうと、あっという間に一杯になってしまうんですよね。
せめてSSD256GByte+HDDの2種類搭載、もしくは一種類でも500GByte程度のSSDが搭載されたモデルがもっとあったらいいのに・・・と思います。
でも、プログラムをあまりインストールしないのであれば、128GByteで十分です!
不安であれば、少々余裕を持っておいた方がいいでしょう。
後で足りなくなってしまった場合の手段としては、
「購入後の内蔵ドライブの載せ替え」になりますが、メモリのときの理由と同じで、
HDDが交換しやすい場所にあるかどうか、事前にHP等でチェックしておいた方がいいと思います。
2in1モデルは必要?
|
2in1モデルの場合、キーボードをつけたり外したりできるので、
・キーボードをつけて、ノートPC
・キーボードを外して、タブレット
として使うことができます。
これはとても便利です。
使ってみると、確かに外した時のタブレットはとても快適なのですが、
キーボード付きで使用したときにディスプレイの角度が細かく調整できない。
というのが惜しいところです。
あとは、2in1モデルは小型化を突き詰めるため、
メモリやCPUなどのスペックが若干落ち気味になっています。
それと、残念なのですが、タブレットだけだと軽いけど、
カバー付きキーボードを使用すると、倍くらいの重さになってしまう機種もあります。
そのため、ノートPCの様な使い方ではなく、
基本はタブレット利用 → たまにキーボードも・・・
という使い方が適しているでしょう。
なので、メインのPCを2in1にするのはあまりオススメしません。
でも、とても軽いのと、バッテリーの持ちは10時間以上のものもあるので、移動に特化したサブのパソコンとして、一台、2in1を持っていると、最強です!
ノートパソコンのサイズはどう選ぶか?
ノートパソコンを選ぶ上で気になるのは、やっぱりサイズですよね。
サイズも大事ですが、自分のやりたいこととのバランスも考えながら、選んでみてください。
15インチ以上(A4サイズ) 室内据え置き、室内持ち運び用
|
・スペースに余裕があるので、性能は高めです。
・さすがに15インチだと、カバンに入れて持って歩くにはデカいです。
・画面が大きくて見やすいので、文章を作成したり、絵を書いたり、クリエイティブな使い方に向いています。
・キーボードのピッチが広いので、キーボードをゆったりと使用できます。
12~14インチ(B5サイズ) モバイルノートパソコン
|
・室内での据え置きとしても、モバイル使用としてもバランスがいいです。
・A4ノートよりもバッテリー駆動時間が断然長い(10時間程度)です。
・室内用と外出用を兼用して、PCの1台持ちで済ませるのであれば、このくらいのサイズは欲しいところです。
11インチ以下 モバイルノートパソコン
|
11インチ以下になると、PCの小さい版というよりは、
携帯の大きいバージョンと考えるのが自然かもしれませんね。
モバイルとしては最高のパフォーマンスを発揮します。
・とにかく小さくて軽いので、持ち運びは楽。
・携帯よりも画面は大きいので、本や画像・動画を見る分には十分だが、
Word、ExcelなどのPC操作は画面が小さくて見にくい。
・キーボードのピッチが小さくて押しにくい
・性能はスペースや価格の問題もあるので、そこまでよくありません。(CPU、メモリ、HDD等)
・B5サイズと同じくバッテリーの持ちがよい(10時間以上のものもある)
・アプリの同時起動が得意ではないので、メイン使用がクリエイティブな作業の場合にはあまり向いていません。
ノートパソコンはサイズも大事だが解像度を忘れないで!!
ノートパソコンのサイズと並んでもう一つ重要な要素が解像度です。
ディスプレイが小さいと表示領域が狭くなるので、見切れるたびに、
マウスや方向キーでポチポチ画面を移動させるのですが、このが結構ウザいです。
また、アプリによっては、押せないボタンとかが出てしまうこともあります。
そのため、忘れがちですが、解像度は結構大事です。
Windows10での最低スペックとしは
800 × 600(SVGA)
となっていますが、これではハッキし行って物足りないと思います。
なので、13インチ以下のディスプレイの場合でも
1280 × 720(HDTV)以上は欲しいところです。
叶うのであれば、
1280 ×1024(SXGA)
1366 ×768(FWXGA)
以上の解像度があるといいです。
それ以上のディスプレイサイズの場合は
1920×1080(フルハイビジョン)
の解像度があると、デスクトップはゆったり、広々と使えます。
ノートPCにHDMI端子って必要?
絶対に必要ということは無いですが、画面をテレビに出力したり、
もう一つディスプレイを用意して、デュアルディスプレイで使用する場合には、
HDMIケーブル一本のみ用意すれば繋げられるので、便利です。
ノートパソコンにBluetoothは必要?
ブルーツゥースがあると、ブルーツゥーススピーカーやブルーツゥースイヤホンに接続できたり、
ブルーツゥースマウス・キーボードが使用できたり、色んなものが無線化できて便利です。
パソコン買うのに延長保証って本当に必要なの?
必ずしも必要ということはないですが、
「転ばぬ先の杖」ですね。
基本、殆どの電化製品の保証期間は1年です。
この間に起きた修理は無償で修理してくれるのですが、1年を1日でも過ぎてしまうと、
修理はもちろん、メーカーによっては電話サポートも受け付けてくれないところもあります。
傾向的にはPCは1年をすぎると、安定期に入るため、最初の1年よりも壊れにくくなる傾向にあるようです。
でも、最近の機器は壊れてしまうと、場所によっては修理するよりも製品を買ったほうが安いケースもよくあります。
とくにマザーボードやCPUが壊れてしまうと、軽く5~6万かかってしまうこともあります。
筆者も購入後2年経ったくらいのところで、ディスプレイがまるで表示されなくなってしまったようなトラブルに見舞われたことがあります。
最初はがっかりでしたが、もともと2万5千円で買ったタブレットだったので、諦めがつきました。
でも、これが、5万・6万かけて買ったものだと考えると・・・
結構ショックデカかったと思います。
あとは、ジンクス的なものもあって、保険を長くかけておくと壊れにくいイメージがあります^^;
そのため、5万を超えるパソコンを買うときは、1万くらいはかかりますが、3年位は延長保証にしておいた方が安全な様な気がします。
当たり外れもあるので、個人の裁量で決めていただければと思います。
パソコンを買うのにPCメーカーって影響するの?
パソコンの性能は上記まででほぼ決まってしまうので、
メーカーによる差ってないんじゃん???
あとは安いのを買えば・・・
と思いますよね。
たしかに、コスパだけで見ればそうですが・・・
でも、初心者はコスパだけで選ぶと後が厳しいので、メーカーの特徴をならべてみました。
(それぞれは、各メーカーのダイレクトショップへのリンクになっています)
国内の大手電機メーカーの特徴
国内の大手電機メーカーはパソコン初心者には持ってこいです。
電話サポートを初め、メールサポートやチャットサポートも行っているところがあります。
さらに、個人向けPCの場合は、PCの中にもパソコンが苦手な人向けのガイドアプリが入っていることが多いです。
そういったところから、少々、値段は張っても、パソコンを初めて買う人にオススメです。
海外発のPCメーカーの特徴
MS以外の海外PCメーカーはコスパに優れている傾向があります。
結構、美味しいスペックで、値段もリーズナブル。
(マイクロソフトは高いですが、デザイン性はかなりいいです。)
ただし、国内電機メーカーの様な手厚いサポートはなく、サポートに電話すると日本語の怪しいオペレーターに繋がるのが、残念なところです。
なので、パソコンの故障をある程度自分で切り分けができて、必要なソフトを探してダウンロード→インストールできるレベルでないと、後々苦労するかもです。
BTOパソコンメーカーのPCはどう?
BTOパソコンとはBuild to Orderの略で、オーダーが入ってから、組み立てて出荷するPCです。
でも、最近のパソコンはどこも、オプションでメモリアップグレードとか、ハードディスクをSSDに変更とか、普通にやっていますよね。
となると、ほとんどのPCはBTOパソコンになってしまいます。
なので、現在のBTOパソコンとは、代理店販売がなく、ほとんどがネット販売されているPCの事を区別して呼んでいるようです。
本当は下記以外にも、もっとあるのですが、ゲーミングPC以外も多く扱っているメーカーを紹介します。
・ドスパラ
・G-Tune(マウスコンピューター)
・パソコン工房(iiyama)
PCでゲームを楽しんだり、大容量な動画編集を行う様な場合に仕様にこだわるとよく使われます。
それ以外でも、最初は火以外メーカーで探していて、いろいろとアレは〇〇、これは△△と自分好みの仕様が出てきてしまった場合は、カスタマイズの幅が広いので、BTOで探すとドンピシャのPCが見つかるかもです。
2020年ノートパソコンの選び方のまとめ
2020年のパソコンの重要視するところについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
とにかく、モバイル用とメインPCで以下のスペックがあれば、満足いけると思います。
【OS】
Windows10
【 CPU】
モバイル用:ベンチマーク1000以上、
メインPC:ベンチマーク3000以上
【 メモリ】
モバイル用:4GByte以上
メインPC:8GByte以上
【 ドライブ】
SSDのもの
【 解像度】
13インチ以下: 1280 × 720
それ以上: 1280 ×1024
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメントフォーム