PC

壊れたパソコンからハードディスクのデータを取り出して移行する。

前回はPCが無事に立ち上がっている場合でしたが、PCがいつまで元気でいるとはかぎりません。

パソコンは起動しなくなっちゃったけど、なんとかHDDが生きている場合はどうするか?

 

ハードディスクの接続方法から、データを読み出せる方法、どのファイルを移行するかについてまとめました。

 

筆者のPC移行も今回はこの口だったのですが、よかったら参考にしてください。

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内蔵ハードディスクを外付けドライブとして接続するには

 

まずはHDDを取り出す

 

まずは、PCからHDDを取り出しましょう。

 

デスクトップのPCの場合では、背面カバーを開けたらすぐにHDDは見つかると思いますので、
丁寧に取り外してください。

 

問題はノートPCの場合ですよね。

PCをひっくり返して、ネジを開けてすぐ、HDDが見つかればいいですが、みつからない場合もあります。

そんな場合は、PCの型式+分解方法でネット検索するか、以下のサイトでも見つかるかもしれません。

 

→分解工房へのリンク(新しいウィンドウで開きます)

 

HDDをUSBデバイスとして認識させる

HDDを取り外したら、このハードディスクをUSBデバイスとして認識させましょう。

 

 

内蔵HDDのコネクタからUSBコネクタに変換ケーブルが必要になります。

 

ただし、PCに内蔵されているHDDの規格は二種類あるので、注意してください。

 

IDE型コネクタ

 

まず、紹介するのは20ピンのフラット型のコネクタで、多くの芯数のケーブルで接続するタイプのHDDです。

 

 

↑こんな形です(クリックで拡大します)↑

 

 

今と違って、2000年の初期までHDDといえばこの形だったので、
その当時のPCからの入れ替えのときはこのコネクタが使われている可能性が高いです。

 

その場合は注意してください。

 

 

そのため、接続ケーブルは以下のようなものになります。

 

 

SATA型コネクタ

2004年くらいからでてきたHDDの接続方法で、現在でもバリバリ現役のコネクタです。

コネクタも7ピンで接続するため、細くて自由のきくケーブルになっています。

 

↑こんな形です(クリックで拡大します)↑

 

 

そのため、接続ケーブルは以下のようなものになります。

 

 

内蔵HDDを恒久的に外付けHDDとして使用する。

 

ところで、内蔵HDDをPCに接続するのは上記の様な変換ケーブルが一般的ではあるのですが、
ハードディスクは外側にプリント基板も露出しているので、なにかに引っ掛けたり、
静電気でバチッといくと損傷してしまう可能性もあります。

 

なので、ハードディスクごとスッポリ覆ってしまうタイプのHDDケースも存在します。

 

逆に、全てデータを移行しなくても、外付けHDDとして、必要なときにのみPCに接続して使えば、容量の節約にもなります。

 

なので、筆者はコチラ↓の方をを使用しています。

 

 

 

外付けした内蔵HDDにアクセス許可がない!読めるようにするには・・・

ケーブルやケースを用いて、めでたくPCと内蔵HDDが接続できました。

 

では、早速エクスプローラからデータの中身を見てみると・・・

 

 

「このフォルダーにアクセスする許可がありません。」

 

あんだよ~~~。・"(>0<)"・。ンモォ~

 

下の方に
「続行」をクリックすると、このフォルダーへの永続的なアクセスを取得します。

 

とかいてあるので、言われるがまま「続行」をクリックするも、何も起きない・・・

 

ひょっとして、このハードディスクって、後でUSB接続しても見れないの?

 

これって、ハードディスクケースを無駄にしてしまったのか・・・

それはシャレにならない・・・ということで、色々と調べてみることにしました。

 

 

結果的には、

 

「Windows8やWindows10の場合、ハードディスクを外付けするときにアクセス権の変更が必要!!」

 

ということでした。

 

 

アクセス権の変更はコンピュータやエクスプローラでUSB接続で追加したハードディスクを
右クリックしていただき → プロパティ を選択してください。

 

 

 

 

表示された画面にて「セキュリティ」のタブを選択していただき、「詳細設定」をクリックしてください。

 

 

アクセス許可を確認すると・・・

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TrustedInstaller???

 

誰じゃコレは・・・?

どっちにしてもアクセスできません。

 

ということで、その隣にある「変更」をクリックして、所有者を変更します。

 

 

表示された画面にて、さらに「詳細設定」をクリックしてください。

 

「ユーザまたはグループの選択」画面が開きます。

 

 

ここで、検索ボタンを押してください。

 

 

検索結果の欄にアクセスできるようになりえるユーザが表示されます。

 

ここで、現在の自分のアカウントを選んで、「OK」を押すと、ハードディスクにアクセスできるようになります。

 

ちなみに、筆者の場合は、他のWindows10のパソコンでも使用したかったので、Everyoneで設定しました。

 

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3章 PCが立ち上がらないときの必要データの移行手順

前項までで、HDDの内容がようやく読めるようになったので、必要なデータを新しいPCに移行していきましょう。

 

また、HDDの内容をエクスプローラで表示させるとき、隠しファイルになっているフォルダも多いので、隠しファイルも表示するように、設定しておくほうがおすすめです。

 

↑クリックで拡大します↑

 

ライブラリファイルのバックアップ

マイドキュメントやマイピクチャなど、ライブラリに保存したデータを新しいPCのライブラリに移行します。

 

・ドキュメント(Documents)
・ミュージック(Music)
・ピクチャ(Music)
・ダウンロード(Downloads)
・デスクトップ(Desktop)

・ビデオ(Videos)

 

 

等のデータを移行していきましょう。

 

 

これらのデータは前回使用していたPCのアカウント名の下に保存されているはずなので、

 

X:¥ユーザー¥アカウント名
(XはHDDが新しいPC上で認識されたドライブ名)

 

の下のデータを見れば表示されるはずです。

 

 

 

もし、前のアカウント名が分からなくなってしまった場合は

エクスプローラ画面にて、検索(Ctrl+f)欄に以下のライブラリ名で検索すれば、表示されます。

(念の為、英語でも探しておいたほうが安全でしょう。)

 

・ドキュメント
・ピクチャ
・ミュージック

 

 

プログラムのバックアップ

プログラムはファイルを移すだけでは移行できないので、気にしなくてもいい...

 

という話もありますが、どんなアプリケーションがインストールされていたかだけでも
確認したいですよね。

 

古いPCに何がインストールされているのか?

ですが、PCが起動している場合は、

 

コントロールパネル内の「プログラムと機能」

を見れば、どんなプログラムがインストールされているか一覧が表示されました。

 

しかし、HDDのみ新しいPCに接続した場合は、現在のパソコンにインストールされているプログラムが
表示されてしまうので、全く意味がありません。

 

外付けしたHDDの中にインストールされているプログラムを完璧に表示させるのは、かなりの困難だと思います。

 

でも、そこまで厳密ではなくても、殆どのプログラムはデスクトップやスタートメニューから起動していたのではないでしょうか?

 

スタートメニューの一覧を表示させる方法を見つけたので、参考にしていただけたらと思います。

 

外付けHDDにインストールされているプログラムを表示させる方法

これは外付けしたHDD内の「ProgramData」フォルダ内に存在します。

 

「ProgramData」フォルダは基本、隠しファイルになっているので、
外付けしたHDDのルートドライブにない場合は「表示メニュー」にて、
「隠しファイル」にチェックをつけて表示させてください。

 

以下のフォルダ内にあります。

 

外付けしたHDDドライブ > ProgramData > Microsoft > Windows > スタートメニュー > プログラム

 

パスで表示すると、以下になります。

 

X:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs

(Xは外付けHDD)

 

ここにスタートメニューの内容は保存されているので、内容をチェックしていただき、
後は、新しいPCにて必要なプログラムをインストールしてください。

 

 

ブックマークの保存場所

続いて、インターネットブラウザのブックマークの移行です。

 

Internet Explorerの場合のブックマークの移行方法

 

IEはPCが起動している場合は、お気に入りのインポート&エクスポートから移行するのが手っ取り早いですが、PCが起動しないのであれば、こうはいきません。

 

Internet Explorerの場合、ブックマークは「お気に入り」と呼んでいます。

 

「お気に入り」ってなんか覚えありませんか?

 

 

そうです、ライブラリをバックアップするときに、「お気に入り」っていましたよね!

 

ハードディスクドライブ > ユーザ > ユーザ名 > お気に入り

 

このお気に入りのフォルダをダブルクリックして見てください。

 

中にブックマークが全て保存されています。

 

なので、移行方法は至ってシンプル!!

 

新しいPCのライブラリの「お気に入り」の下に旧PCのお気に入りの中身をごそっとコピーするだけでおしまいです。

 

ちなみに、internet exploreのお気に入りの保存フォルダはパスで書くと以下の様になります。

 

X:\Users\ユーザ名\Favorites

(Xは外付けHDD)

 

Google chromeの場合のブックマークの移行方法

 

前のPCでGoogleアカウントの同期をONにしていた場合はあっという間に終了します。

 

Google chromeの設定で、同期をONにして、chromeでGoogleアカウントにログインすれば、ブックマークの移行は完了です^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、同期OFFの場合はブックマークのファイルがあるので、
このファイルを外付けHDDから内蔵のフォルダに移行していきます。

 

このファイルは以下の場所に保存されています。

 

ドライブ  > ユーザ > ユーザ名 > AppData > Local >  Google >  Chrome > User Data

 

パスで書くと以下になります。

 

X:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default
(Xは新しいPCに認識されたドライブ名)

 

このフォルダ内に、 Bookmars と Bookmarks.bak の2種類のファイルがあります。

これがchromeのブックマークです。

 

Windows 10のPCでも同じところに同じファイルがあるので、この2種類のファイルを置き換えればchromeのブックマークも移行できます。

 

iTunesデータの保存場所

 

iTunesのデータはデフォルトの設定では全てが一つのフォルダ内に格納されるようになっているので、
このフォルダを移行するだけでOKです。

 

リンク情報のみのファイルまでは難しいのですが、殆どのデータは移行できると思います。

 

さてこのiTunesのデータはデフォルトでは以下に保管されています。

 

ドライブ  > ユーザ > ユーザ名 > ミュージック > iTunes

 

なので、ここのフォルダのバックアップをとっておいてください。

 

パスで書くと以下になります。

X:\Users\ユーザ名\Music\iTunes\iTunes Media

 

移行も簡単です。

 

新しいPCにiTunesを予めインストールしておき、起動時にShiftを押したまま、iTunesを起動してください。

 

iTunesがどのフォルダを参照するか聞いてくるので、バックアップしておいた先程のフォルダ内の

 

iTunes Library.itl

 

を選択してください。

 

iTunes読み込みの手順の詳細は前回の記事にも紹介したので、よかったら参考にしてください。

 

→iTunesのライブラリデータの読み込み手順

 

 

PCが起動しない時の設定移行のまとめ

PCが故障してしまった時の設定の移行は、どの様なファイルを移行すればいいかも大事ですが、それ以外にも

 

 

・どのように故障した PCからHDDを取り出すか?

 

・どのような部品を使って、取り出したHDDを新しい PCに認識させるか?

 

・Windows8や10の場合、HDDは繋げるだけでファイルが読み出せるわけではない。

 

がキーになります。

 

 

また、内蔵HDDはとてもデリケートな部品で、些細な衝撃で壊れてしまったり、
プリント基板がむき出しの構造になっている事も多いので、静電気で壊してしまわない様に指で直接触れないなど、慎重に作業を行なってください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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