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パソコンの買い替え時のデータ移行は何が必要? Windows7から10へ

新しいパソコンを購入したら、最初に行う作業は、古いPCからのデータの引き継ぎですよね。

 

データ移行をなんとな~く作業をしてしまった場合、古いPCを廃棄してしまった後で、

 

おっと!!バックアップし忘れてた・・・

 

ということもありえます。

 

なので、そういうことの無いように

設定の移行は焦らず、計画的に行いたいですね。

 

でも、何をバックアップしたら・・・

 

ということで、オーソドックスなPCの環境移行を行うには何が必要なのか?
自分のリマインダも含めて、まとめてみました。

 

新しいPCに更新を考えられている方、要チェックです。

 

→PCが壊れてHDDのみ生きている場合の移行方法はコチラ

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パソコンの買い替え時に設定移行でやること

では、実際に設定移行時のデータのバックアップ及び移行を行っていきましょう。

 

今回のバックアップは移行するPCのOSがWindows7のもので、古いPCが起動している前提になります。

 

必要なファイルのバックアップ

古いパソコンで使用していた、さまざまな種類のファイルを保存していきましょう。

例を挙げていくと、

 

・画像

・動画
・音楽
・ダウンロードしたファイル
・PDFファイル
・アプリで作成したドキュメント
(Word、Excel、PowerPointなどのOfficeのファイル等)

 

などです。

 

もちろん自分で、一括して管理しているフォルダがあるのであれば、
そのフォルダを丸ごとバックアップしてしまえばいいです。

 

ファイルの保存場所をあまり意識していない場合は、Windowsのライブラリフォルダを見てみましょう。

 

自分がデータをどこに保存しているか、まるで分からない場合・・・

 

ライブラリ内を探す!

 

まずはライブラリ内を探してみましょう。

 

ここで言うライブラリとは

 

・マイドキュメント
・マイミュージック
・マイピクチャ

 

のフォルダのことです。

 

エクスプローラ(マイコンピュータ)の左上のほうをみると表示されてますよね。

 

他にもダウンロードのフォルダとかありますが、これは殆どの場合、不要だと思います。

 

理由としては大体の場合、ダウンロードしても、インストール用のセットアップファイルだったり、
あるいはダウンロードしたファイルをどこかに移動させてしまっている可能性が高いと思います。

 

自分でも何かファイルをダウンロードしたときも、ここにおいておくと、ファイルだらけでわけがわからなくなってしまうので、
専用のフォルダに移行しています。

 

もちろん、ダウンロードフォルダにデータを溜め込んでいる場合は、こちらのバックアップを行ってください。

 

 

ライブラリ内にもない場合

ライブラリフォルダにもデータが見つからない場合は、
「最近アクセスしたファイル」から保存先を探ってみましょう。

 

 

最近アクセスしたファイルの表示方法としては・・・

 

Windowsボタン+R、もしくはWindowsボタンから「ファイル名を指定して実行」を起動してください。

 

 

表示された画面で、

 

Recent

 

と入力し、Enterを押してください。

 

過去に使用したファイル履歴が表示されます。

 

ファイル履歴はすべてショートカットですが、
ここで、使用したファイルがわかるので、マウスをファイルの上に持ってくることで、
どこにファイルが保存されているかを確認することができます。

 

 

プログラム(アプリケーション)のバックアップ

インストールされているプログラム(アプリケーション)は基本的に古いパソコンからコピーして、そのまま移行するのは難しいです。

 

そのため、お持ちのインストールディスクから再度インストールする形になります。

 

 

なので、何のソフトがインストールされているのかの一覧を表示して、
ここの画面のスクリーンショットをとる。

もしくは携帯などで画面を撮影するか、メモっておきましょう。

 

 

アプリの一覧をみるのは、コントロールパネル内の「プログラムと機能」を起動する。

もしくは、キーボードのWindowsボタン+Rを押して、コマンド欄に

 

appwiz.cpl

 

と入力することで、表示されます。

 

ここで、表示された画面をメモるかスクリーンショットをとっておくと、後でインストールが必要なプログラムに漏れがないです。

 

Internet Explorer のお気に入りやchromeのブックマークのエクスポート方法

パソコンを交換するとき、ブックマークを多く登録していると、
それが、クリアされてしまうと、また検索し直さなければいけないので、それは結構面倒ですよね。

 

なので、「お気に入り」や「ブックマーク」をファイルにエクスポートしておきましょう。

 

Internet Explorerの場合

お気に入りのエクスポートの方法としては画面右上の「お気に入り★」ボタンから「矢印ボタン▼」をクリックしてください。

 

(以下の画像は全てクリックで拡大表示できます)

 

表示されたプルダウンメニュー内の「インポートとエクスポート」を選択することで可能です。

 

 

表示された画面にて「ファイルにエクスポートする」を選択して、次へをクリックします。

 

 

お気に入りにチェックをつけて「次へ」をクリックしてください。

 

「フィード」は殆ど使っていないとは思いますが、お気に入りのホームページをフィード登録している場合はチェックをつけてください。

「Cookie」も意識しては、殆ど使用していないとは思いますが、ざっくりでいうと「過去に見たサイトの訪問履歴」です。

 

ということで、殆どの場合では「お気に入り」のチェックのみで済むと思います。

 

あとは、ファイル名をつけて保存すれば、OKです。

 

 

 

 

ここでエクスポートした時のファイルを移行先のPCにコピーして、
同じように、「お気に入り★」から、今度はインポートすれば可能です。

Google chromeの場合

chromeの場合は右上の縦に3個点が並んだアイコンをクリックしてください。

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表示されたプルダウンメニューから「ブックマーク」をクリックし、
「ブックマークマネージャ」を起動してください。

 

 

表示された画面から、同じように縦に3個点が並んだアイコンをクリックして、
「ブックマークをエクスポート」をクリックして、保存します。

 

 

エクスポートしたファイルを新しいPCに保存して、インポートすれば、chromeのブックマークも今まで通り使うことができます。

 

iTunesのライブラリデータ

ライブラリデータの移行方法

 

iTunesからiPhoneやiPadに音楽データを同期されているかたはiTunesのライブラリデータのバックアップもしておきましょう。

 

デフォルトの設定ではiTunesにはライブラリに追加した場合、iTunesフォルダ内にデータはコピーされています。

そのため、基本的には、iTunesのフォルダを丸ごと何かのメディアにバックアップをとるだけで、簡単にバックアップをとることができます。

 

どこのフォルダをバックアップするかは、環境設定内にiTunesデータの保存場所を設定するところに記載があるので、ココを確認しましょう。

 

(クリックで拡大します)

 

但し、容量を節約するためにファイルではなく、リンク情報のみをライブラリに追加した場合は、バックアップ前にすべてのリンクのデータを一度iTunesフォルダに統合する必要があります。

 

そうすることで、最初のケースと同じようにiTunesフォルダを丸ごとメディアにバックアップをとればよくなります。

 

どっちかわからない場合は、設定から確認することもできます。

 

環境設定内、詳細から、

 

「ライブラリへの追加時にファイルを”iTunes Media”フォルダにコピー」

 

の項目にチェックがついていたら、全てのデータはiTunesフォルダ内に全てのデータが保存されていることになります。

 

なお、途中で設定を変更した可能性がある場合は、念の為、後者のライブラリの統合作業を行ったほうが安全です。

 

ファイルの統合の手順

かといって、統合作業はそんなに難しい作業ではありません。

 

iTunesのプログラムを起動していただき、「ファイル」メニュー内、「ライブラリ」→「ライブラリの整理」を選んでください。

 

 

表示された画面にて「ファイルを統合」にチェックをつけていただき、OKをクリックしてください。

 

 

これだけで、OKです^^;

 

ライブラリデータの読み込み手順

続いて、新しいPCの方でライブラリを読み出す手順になります。

 

まずは、新しいパソコンでiTunesのインストールを行って下さい。

インストールが問題無く終了し、iTunesが正常に起動したら、iTunesは閉じておいて下さい。

 

その後、上記にの手順にてバックアップしたドライブからiTunesフォルダを新しいパソコンの中に保存して下さい。

 

保存が終わったら、ここでiTunesを起動するのですが、

 

「Shiftキー」を押したまま、iTunesを起動してください。
↑ココがミソです!!↑

 

起動時にiTunesライブラリの選択画面が出てくるので、ここで保存したiTunesフォルダ内のiTunesライブラリファイル(.itl)を選択してください。

 

 

 

↑クリックで拡大します↑

 

ここで、一度ライブラリファイルを読むと、次からは普通に起動しても、ライブラリが読み込まれた状態で起動します。

 

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デスクトップにあるショートカットや実ファイル

あとはデスクトップに保存されている実ファイルやショートカットです。

ショートカットの場合、もし、必要なモノがあったら、ショートカットだけでなく、実体のファイルも併せて新しいパソコンに移行してください。

 

メールについては、g-mailやyahooメールなどのクラウド式のメールサービスを使用している場合は、特に設定は不要です。

 

ただし、Outlookを使用されている方は、古いPCから新しいPCに設定の移行とメールアカウントを設定する必要があります。

 

筆者はOutlook使用していないので、画面が撮れなかったので、移行の方法については下記のサイトをご参照下さい。

メールデータのインポートとエクスポートの方法です。

 

→Outlookの設定移行方法

まとめ

ということで、ファイルのバックアップについてまとめてみましたが、いかがでしょうか?

 

・旧PCで必要なファイルのバックアップ

・プログラム(アプリケーション)のバックアップ

・Internet Explorer のお気に入りやchromeのブックマーク

・iTunesのライブラリデータ

・デスクトップにあるショートカットや実ファイル

 

あたりがメインになると思います。

 

もちろんPCの使い方や個人の状況によっては、他の項目も色々あると思いますが、オーソドックなところとしては

このへんかと思います。

 

→PCが起動しなくなってしまった場合のデータ移行方法はコチラを参照してください。

 

他にこんなのも必要だよ!!というのがあったら、コメント欄から言っていただけたら幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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