自炊データをKindleアプリで読む!GoogleやDropboxと連携
電子ブックの中でも、一番紙の本に近い再生機と言えば・・・
やっぱりkindleしかないでしょう。
ということで、自炊データをkindleで再生したいと思ってらっしゃる方向けに、方法をシェアします。
自炊本をkindleで再生されたい方、要チェックです。
目次
自炊データをKindleアプリで読むには
kindleで再生するのに必要なこととしてファイルをPDFにする必要があります。
そのため、JPGで自炊された方はPDFへの変換が必要になります。
PDFへの変換ツールは色々とありますが、
・フォルダを丸ごと変換できること
・マウスでドラッグするだけで変換ができる
・変換する時にインターネットに接続しなくてもOK
・インストール不要
以上のことから、画像梱包というアプリが使いやすいと思います。
ダウンロードしたら、このファイルをお分かりになるところに解凍してください。
解凍したら、あとはダブルクリックすると「pic2pdf」フォルダができます。
このフォルダ内の「pic2pdf.exe」のファイルをダブルクリックしてください。
この画面が表示されます。
この画面の上に、圧縮したいファイルが入っているフォルダをフォルダごとドラッグしてください。
このとき、ファイル名と保存場所を指定すると、PDFファイルが作成されます。
あとは、このデータをKindleに保存すれば・・・と思うのですが、
ここが私もつまずきましたが、ハマりやすいところなので、注意してください。
kindleに自炊データをアップする準備 !ハマる場所は?
Kindleでのデータ再生を行うためには、少々、工夫が必要です。
まず、Kindleをお持ちの方はご存知かもしれませんが、Kindleで再生するには、amazonのアカウントが必要です。
もしアカウントを持ってらっしゃらない方、Amazonを検索して、Amazonのホームページに行って、
アカウントを作成するか、もしくはコチラから進んでください。
→アカウント作成が分からない場合はコチラのヘルプが便利です。
さて、再生するデータはAmazonのパーソナルドキュメントフォルダに保存するのですが、
ここに保存する際には少し注意が必要です。
アップするPDFファイルの容量は50MByte以下である必要がある。
先ほど出来上がったPDFファイルを右クリックしていただき、プロパティを選択し、データの容量を確認してください。
上記の様に50MByteを超えていたら、アップロードすることはできません。
超えてしまった場合、ではどうするか・・・ですが、
一番簡単な方法としてはPDFファイルを複数に分割する方法です。
→圧縮してPDFファイルを小さくしたい方はコチラを参照してください。
ファイル容量を確認していただき、PDFファイルがどれくらいの容量か確認してください。
というように、一つのファイルが50MByte未満になるように分割します。
ここで、出来上がったPDFファイルを分割しようとすると、新たなツールが必要になってしまいますので、
現在のPDFファイルは捨てて、もう一度PDFファイルを作り直す方向で進めましょう。
JPGファイルが保存されているフォルダ内に新しいフォルダを複数作成してください。
さらに、ページの前後でフォルダ分けして新しいフォルダにJPGファイルを移動しましょう。
移動させたフォルダでそれぞれPDFを作成すれば、今度は50MByte以下のPDFファイルができますね。
50MByteをAmazonのパーソナルドキュメントに送る方法がない。
Kindleでデータ再生するためには、AmazonのAmazonのパーソナルドキュメントフォルダに
自炊データを保存する必要があります。
パーソナルドキュメントフォルダにアップロードするには、
本来、Kindle宛に自炊データを添付してメールすることで完了します。
→Send-to-Kindle宛にメールする手順(Amazonリンク)
でも、ちょっと待ってください。
メールでは普通50MByteもの大容量のデータを添付することはできません。
YahooメールやGmailでも25MByteまでのファイルしか添付できません。
おっと・・・では、もっと、分けるのか・・・(´;ω;`)
それはシンドイですよね・・・
kindleにgoogle driveとDropboxを連携する
でも、大丈夫です。
自炊データをGoogleドライブやDropboxにデータを保存しておけば、ここのクラウドデータと関連付けることで、
もっと簡単にパーソナルドキュメントに保存することができます\(^_^)/
ちなみにGoogleドライブやDropboxにデータを保存する方法については次のリンクを参照してください。
Googleドライブからパーソナルドキュメントに保存する手順
自炊データをGoogleドライブからパーソナルドキュメントに移行する手順ですが、
ここから先は、iPhoneで操作します。
①スマホにてGoogleドライブのアプリを起動してください。
②データが並んだリストの中で右側の…をタップしてください。
③「アプリで開く」をタップすると、どのアプリで開くのかを聞いてくるので、
「Kindleに送信」をタップしてください。
④Kindleに送信画面が表示されるので、そのまま送信ボタンをタップしてください。
⑤次のメッセージが表示されます。
「送信するドキュメントはPDFです。Kindleにフォーマットに変換しますか?」
ここは、Kindleフォーマットにしなくても見れるので、
「いいえ」を選んでください。
(「はい」を選ぶとほぼ確実にページが崩れます・・・^^;)
あとはしばらく待ってください。本のボリュームにもよりますが、5分もすれば、
キンドルの本棚に表示されます。
待ちきれない方は、ときどき画面を下にスワイプしてください^^;
画面がすぐに更新されて送信したデータファイルが表示される様になります。
Dropboxからパーソナルドキュメントに保存する手順
Dropboxを使う場合も、Googleドライブのときと要領は同じになります。
①スマホのDropboxアプリを起動してください。
②データ横の…をタップしてください。
③メニューから「エクスポート」をタップしてください。
④メニューが出てくるので「別のアプリで開く」をタップしてください。
⑤「Kindleに送信」をタップしてください。
⑥送信ボタンをタップしてください。
⑦次のメッセージが表示されます。
「送信するドキュメントはPDFです。Kindleにフォーマットに変換しますか?」
ここも、ただ読むだけではKindleフォーマットにしなくても見れるので、
「いいえ」を選んでください。
あとはしばらく待ってください。本のボリュームにもよりますが、5分もすれば、
スマホの本棚に表示されます。
本をタップすれば、Kindleデバイスやアプリに自炊したデータがダウンロードされ、読むことができるようになります。
あとはいつも通りKindleで自炊本を再生してください。
自炊したデータをKindleで読む方法のまとめ
自炊したデータをKindleで読む方法についてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか?
Kindleの端末にクラウド経由でデータを保存するには
①Amazonのアカウントが無い場合はアカウントをとる
②自炊データがJPGデータの場合はデータをPDFに変換する。
③GoogleドライブやDropboxにデータを保存する
④スマホのGoogleドライブもしくはDropboxからAmazonのパーソナルドキュメントに保存する。
⑤KindleもしくはKindleアプリで再生する。
となります。
ということで、結構面倒な手順になりますが、参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
→自炊に関する記事一覧はコチラを参照ください。
・50MByte未満 の場合は分割不要
・50 ~ 100MByte の場合は2分割
・100 ~ 150MByte の場合は3分割
・150MByte ~ 200MByte の場合は4分割